第四回の今回は、「スクイ縫い」です。
手縫いの代表的な製法のハンドソーンウェルテッドでは、このスクイ縫いが
メインの工程になってくるのではないでしょうか。
以前、加工した中底のリブにスクイ針を刺し、アッパー、ライニング、ウェルトを
一緒に縫上げていきます。
まずは、はじめに通常で売られているウェルトをしっかり締めて縫えるように
操作します。
最初は、生徒さんの靴で後藤氏に実演していただくのですが、氏は左利きなので、
皆さん(今回参加の方は全て右利き)とは逆になってしまうので、逆に縫い進め説明。
少しややこしくなりました。
1人1人丁寧に指導していただけます。
カカト部のかがり縫いのコツも教わり、生徒さん綺麗に縫えています。
一通り終えると、こんな感じに仕上がります。
こちらは後藤氏が、1時間強でつり込みからスクイ縫いまで、あっという間に
仕上げてくれた、見本靴です。
とても早く、正確で、その仕事ぶりに皆さん驚いていました!
今回は片足までで、出来なかった方は次までの宿題として、次回はもう片足です。
第五回も頑張りましょう!
本講座は見学も可能ですので、興味のある方は、お問い合わせください。
(※後期開催は未定ですが、申し込み希望があれば開催検討します。)