第六回はコバの形の調整、中物加工、底材加工を行いました。
前回、スクイ縫いとハチマキを取り付けまで終了したので、その続きです。
中底の段差に合わせたコルクをサイズと厚みを調整していきます。
この調整も前足部と後足部で気をつける点が違います。
中物の調整が終わったら、アウトソールを貼ります。
カカトはペースで固定。
出し縫いの糸を隠す仕様にするので、革を包丁で1㎜程度の厚みで
裂いていきます。失敗の出来ない難しい工程ですね。
しっかりと底付けハンマーで起こします。
少し包丁が抜けて切ってしまう方もいましたが、無事完成です!
今回参加の方は全て個人の工具を購入したので、丸面取りの仕立てや
選び方もアドバイス。
今は、靴の工具が手に入りにくいのと、手に入れても昔ほど使い勝手の良い
工具ではないので、こうした靴工具の調整はかなり大事になってきます。
こんな感じでハチマキの所の調整に使います。
今回はここまで。
次回は、いよいよ出し縫いです!
第七回も頑張りましょう!
本講座は見学も可能ですので、興味のある方は、お問い合わせください。