靴専門コース Master courses
専門コースのカリキュラムを改定し、新たな内容でリニューアル致しました。
仕事をしながらでも学べ、より効率的に製靴技術が学べる内容になりました。 週一回から無理なく学ぶ事が出来ます。
◆はじめにお伝えしたいこと。。。
靴を作り始めて16年になります。
サラリーマン時代、仕事中にたまたまネットで見つけた靴学校に興味を持ち、仕事を辞め、通い始めた事を始まりに、その後、木型、型紙、底付け、工房経営など各所で色々な人に学び経験を重ねました。
その後、目標だった自身の工房を持つ事ができるようになりました。
これまで身につけた技術や工房を運営してきて実践的に経験した事など、長い時間を要して身につけたこれまでの経験を纏めた効率的且つ、理想的なカリキュラムが出来上がりました。
◆どんな方を対象としているコース。。。
専門コースに興味を持ち見学に来られる方で、その技術を身につけ、その後、どうなりたいですか?
とお聞きするのですが、具体的なイメージをお持ちでない方が結構いらっしゃいます。
靴の仕事も色々で、会社に就職し企画、製造業、靴修理、自身で店を構えオーダー靴工房や靴教室運営など色々とありますが、自分の進みたい道によって教室、学校選び決まってきます。
どこで学ぶにしても既製靴(量産)の手法、オーダーメイド靴の手法とでは大きくコンセプトが違う所があり、それを理解した上で学ばなければいけません。
当工房は、主に人それぞれの足に合わせて作るオーダーメイド靴の手法をベースに指導していて、靴の技術だけでなく、個人で独立しビジネス的になり立たせていく為に、私がこれまで経験してきた事やノウハウをお伝えし、将来自分の店やブランドを持ち、独立したいと考えている方や革工房を運営してみたい方などに向いている所だと思います。
当工房で学び独立した方々
基礎コース(パンプス、オックスフォード)
カリキュラム |
◆足について・・・足骨の種類と歩行を学ぶ。 足の採寸方法を学ぶ。 フットプリンターの使い方 採寸図を基に自分の足に合わせた木型を作る。 ◇基礎作業 ・・・①靴工具の説明 工具の取り扱い方や使用前の仕立て方を学ぶ。 ②革裁断 ③革漉き 手漉き・機械漉き ④ミシン縫製 ミシンの取り扱いや縫製方法。 ◆革について・・・革の種類や部位の特徴を学ぶ。 適材適所、部位の特徴に合わせた型入れ方法を学ぶ。 ◇靴製作実習・・・下記のカリキュラムに沿って、各靴の型紙、製甲、底付けを学んでいきます。 ● パンプス ・・・自身の足に合わせたパンプス用木型(4㎝ヒール)を製作し、プレーンパンプスを学ぶ。 ● ローファー・・・ローファー用木型を製作し、セメント製法を学ぶ。 ● 外羽根 ・・・紐靴用木型を製作し、ステッチダウン製法を学ぶ。 ● 内羽根 ・・・ハンドソーンウェルテッド製法を学ぶ。 |
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募集要項 | 年齢、経験不問
※確実に技術を伝える為、少人数制を採用しています。 |
期間 | 開始月より1年以内(期間内で終わらない場合は通常教室にて補講可能) |
時間 | 予約カレンダー開講日で予約して頂きます。
・予約の変更は平日は2日前、土日、祝日は1週間前まで可能です。それ以降のキャンセルによる振替えは出来ません。 |
費用 | 【入会金】 13,200円 ※既に他コースでお支払いの方は不要
【技術取得費】 462,000円(一括振込) 【テキスト代】5,500円 【靴工具】約30,000円(基本工具をお持ちの方は不要) 【靴材料費】 1足9,000~16,000円程度 【木型】 約11,000円×2型 ※価格は全て税抜き表示です。 |
応用コース(ブーツ)
カリキュラム | ◇木型製作 ・・・フィットブーツ・ルーズブーツの木型補正法を学ぶ。
◆靴製作実習・・・下記のカリキュラムに沿って、各靴の型紙、製甲、底付けを学んでいきます。 1 フィットブーツ・・・自身の足に合わせたフィットブーツ用木型を製作し、ファスナーブーツを学ぶ。 2 ルーズブーツ・・・フィットブーツ木型をルーズブーツに調整し、ルーズブーツを製作。 |
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募集要項 | 基礎コース修了者 |
期間 | 開始月より6ヶ月以内(期間内で終わらない場合は通常教室にて補講可能) |
時間 | 基礎コースと同じ |
費用 |
【技術取得費】 286,000円(一括振込) 【テキスト代】3,300円 【靴材料費】 1足12,000~18,000円程度 【木型】 11,000円 ※価格は全て税抜き表示です。 |
備考
課題以外の靴型紙を学びたい場合は、別途型紙講習を受講ください。
カリキュラムは作業スピードにより期間より早く終わる事も可能ですが、終わらない事もあります。
自分で計画通り進めていく事も靴で仕事をしていく上で大切ですので、それも課題と考えてください。
技術の習得には個人差があります。確実に身につけるには、自宅での復習が必須になります。
申込み方法
まず見学の予約をして頂き、工房にお越し頂いてから入会の判断をして頂きます。
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