靴専門コースOさんのカリキュラム1足目のパンプスが完成。
専門コースでは男女関係なくカリキュラムに沿って学んで行きますので、男性でも始めにパンプスを制作して頂きます。
恐らく普段履くことはないでしょうが、靴の作り手になるには必要な技術や知識が詰まっていますし、自分が履いた事のない靴を人に作ることは説得力にもかけますし、自分で履いて感じる事が一番勉強になりますからね。
パンプスは型紙、製甲はシンプルで理解しやすい方ですが、木型制作など足合わせに関して言えば1番難しいのです。
足をホールドできる部分が少なく、完成後の調整にも限界がありますので、木型や工程をシビアに作業する必要があるので、その後のカリキュラムにおいても始めに精度の高い木型を作る事でその後の靴の木型の変化も理解しやすくなります。
写真ではわかりにくいですが、かなりのサイズ感で仕上がりました。
ジェンダレスとは言いますが、やはりパンプスは女性が履いた方が美しいですね。
木型のフィッティングテストを繰り返し、かなり良い履き心地になったようです。
仕事、家族を持つOさん、コロナ禍の昨年8月から靴作りのプロを目指し自分のお店を持ちたいと入会し、忙しいながらも一生懸命取り組んでいます。
こんな世の中ですが、前向きに目標に向かう人を見るとこちらも力を貰います。
大変な今こそ、何もしないのではなく、その先を見て準備をしている人が成功に近づきますよ。引き続き頑張りましょう!
靴専門コースは随時募集中です。