靴職人専門コースのIさんの最終課題のハンドソーンウェルトの靴が完成です。
これまで1年半の集大成の靴。
靴の種類ごとに木型、型紙を学び、底付けもそれぞれ製法ごとに学び、これから更に精度、知識を積み上げていく為の取り合えずの基礎が出来上がった形です。
仕事をしながら本格的に学ぶのは中々大変だったと思いますが、無事完走しました。
仕事をしながらでも通えるようにカリキュラムやシステムを整えてはおりますが、当然、仕事をしながらなので、毎日通うような学校と違い、靴作りにかけている時間は、まだまだ足りません。
全ての人に平等なのは唯一時間だけ。
こういった仕事は、経験と熟練度が重要なので、それを身に着けるのは、器用不器用はあると思いますが、靴つくりにかける時間をどれだけ作れるかだと思います。
足りない経験を、補っていく為のベースは出来たので後は自分次第。
頑張っていきましょう!
とはいえ、Iさん、基礎コース修了後、応用のブーツコースを現在受講中。まだまだ学びは続きます。。。
手作り靴、靴業界を取り巻く環境はこれからも厳しくなるものと予想しますが、「靴が好き」「靴が作れるようになりたい」「靴の仕事をしたい方」やる気、気概のある方には惜しみなく当店の技術を手解き致します。